今年度の移動理科教室が胆振管内を皮切りにスタートしました!
6月10日(水)は,安平町立遠浅小学校で行いました。
午前中は,サイエンスカーの中で観察・実験などをしました。サイエンスカーの中では,心臓の音を聞くことができる機械を自分の心臓部分に当て,「はじめて自分の心臓の音を聞いて驚いた」と感動!その他にも、昆虫の標本を見たり、テレビ電話で会話したりするなど「いろんな体験ができて楽しかった」と大喜びでした。
午後は,サイエンスショー「未来の電池?燃料電池」を行いました。これは,水を電気分解してつくりだした水素と酸素を用いて,燃料電池カーを走らせるものです。1回目に燃料電池カーの性能を確認した後,2回目は1往復できる条件を考えて走らせます。どの班も1回目の結果をもとに試行錯誤し条件を決めて挑戦していました。その姿は真剣そのもの!
お別れの会では,また移動理科教室がやりたいですと感想の言葉を伝えてくれました。私たちもみなさんとまた一緒に勉強したいと思いました。いつかまた,お会いできるのを楽しみにしています!
翌日の6月11日(木)には,むかわ町立仁和小学校で行いました。少人数ならではの全員参加で全校児童と保育所から3名が参加する特別プログラムを実施しました。
午前中は紙と磁石を使って紙イヤホンづくりなどを行いました。完成した紙イヤホンから聞こえてきたラジオの音にみんな驚いていた様子でした。
午後に行った「水ロケットをとばそう」では,ペットボトルの中に入れる水の量や,とばす角度などを考えながら,より遠くへとばす方法を考えながら実験しました。終わった後,「ペットボトルの中の水が少ないほうがよく飛んだりして,考えながらできてよかった。」と話す子もおり,試行錯誤しながらも,条件をきちんと制御してより遠くまで飛ばそうとする姿が印象的でした。
お別れの会の中では,サイエンスブックスの本をすぐに借りて調べてみたいと言ってくれました。理科に興味関心をもって,主体的に学ぶ姿を目の当たりにしてとても嬉しく思いました。