授業実践例(中学校地学分野 地震シュミレーション) 北海道北広島市立東部中学校 岩渕 健持 教諭 |
■ 日 時 平成10年11月10日 5校時 ■ 場 所 北海道北広島市立東部中学校 3年C組 34名 ■ 指導者 岩渕 健持 教諭
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(1)中学校理科 本時 Ⅰ章 活動する大地 1 ゆれ動く大地 観察 地震によるゆれを調べよう (2校時目)
(2)到達目標 地震によるゆれには2種類(初期微動,主要動)あることを見いだす。 ①地震シュミレーション装置の震源,震央を正しく指摘することが出来る。 ②地震による波の伝わり方をつかむことができる。 ③地震による観測点でのゆれ方をつかむことができる。 ④地震シュミレーション装置による地震と実際の地震はほぼ同じであることが理解できる。
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(3)授業の流れ |
① | 前の時間に押さえた重要事項の確認(震源,震央) コンピュータでアニメ中学校理科3年第2分野【アドウィン】 |
② | 地震発生時に撮影されたビデオを見せる。【 阪神淡路大震災記録;テレビ朝日作成ビデオ】 |
③ | 地震シュミレーション装置によるゆれの伝わり方,観測点での揺れを観察する。 地震シュミレーション装置(地震波モデル実験装置) |
④ | 地震のゆれによる波形には2種類あることをつかむ。 |
⑤ | 地震シュミレーションのゆれを地震計(adコンバータを使用)で計測する。 →波形が2つの部分(初期微動と主要動)に分かれることを確認させる。 ※地震計電磁誘導を利用。板のゆれに応じて磁石が上下,左右に揺れることによってコイルに発生する起電力を計測する。
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図1 地震シュミレーション装置 |