先日、理センOBでもある中村隆信先生から、岩見沢西高校の開校90周年記念行事の一環として、藍染め実験教室を実施したという報告をいただきました。
藍染めは、手ぬぐいやジーンズなど日常生活で広く使われる藍色の「染め物」との関わりだけでなく、理科における酸化還元反応の学習や、社会における明治期の北海道産業史の学習、家庭科の繊維や染色の学習にもつながる、非常に優れた教材です。報告からは、中村先生の引き出す教材の魅力に、目を輝かせて取り組む生徒の様子がひしひしと伝わってきました。
中村先生だけではなく、全道各地の理科に携わる方々が、科学の祭典などの子ども向け科学イベントを始め、学校や地域の実験講座、公開講義等で活躍しているとききます。このたびの心温まる報告を読み、私たちも学校の先生方、地域の方々などとの連携をもっと深めながら、理科教育の充実に向けもうひとがんばりせねばと、気持ちを新たにすることができました。ご報告、ありがとうございました。
藍染め実験教室の詳細は、ここをクリックしてご覧下さい。pdfファイルが開きます。