高梨センター長を迎えたスタッフで、別海中央小学校の3年生の皆さんと移動理科教室を行いました。理センの先輩、中村教育委員も学校訪問でいらっしゃり、楽しい理科の時間を過ごすことができました。
Aグループ「太古の世界へようこそ」
アンモナイトのノジュールを見せたとき、「ノジュールは、すぐに見つけられるものなのか」「化石が見えるような形で、出てくるものなのか」など、たくさんの質問を受けました。説明を聞いているだけでなく、質問をしたり、自分なりの解釈を加えたりする様子に、驚くとともに、感動しました。
Bグループ「楽しい化学実験」
「できたよ!」と元気に教えてくれる、いっぱいのみなさんでした。電池の話など、3年生にとっては難しいのではないかと思われる話も、しっかりと聞き、Aグループと同じように、たくさんの質問をしてくれました。もっと時間があれば、ゆっくりと返してあげられたのにと、残念な思いがしました。
Cグループ「アイで染めよう」
「酸素に触れると、藍色が出るんだよ」と話すと、少しでも発色をよくしようと、ハンカチをヒラヒラと一生懸命に振ってくれるみなさんでした。サイエンスカーの中の「真空実験」をしたときには、「装置の中の風船が、周囲の減圧によりふくらむ理由」「装置の中で放電実験をしたとき、スパークの色や形が変化する変化の理由」を自分で考え、自分の言葉で伝えようとする様子に感動しました。
サイエンスショー「ミツバチの日・蜜(ひみつ)」
I藤の観察者、N田のミツバチというコンビで、実施させていただきました。N田が操作した「ミツバチの8の字ダンス」を、見事に解読してくれました。
閉会式の中で、「2〜6時間目まで、5時間もあったのだけれど、30分くらいにしか感じられなかったほど、早く過ぎてしまった」と話してくれた子がいました。私たちも同じ思いがしました。すばらしい出会いに感謝するとともに、ふしぎなことを見つける目を大切に、成長してくれることを、心から祈っております。
(M)