11月4(水)~6日(金)、理センで「JACA課題別『小学校理科教育の質的向上(「教えと学び」の教育現場)』コース」が実施され、モザンビーク、バングラディシュ、ナイジェリアなど12カ国から12名の教育関係者が参加しました。
研修の様子を写真で紹介します。
最終日の情報交換会では、次のような感想や質問・要望をいただきました。
「アフガニスタンでは暗記中心の学習方法だが、日本では講師が学びを助けるような学習方法だと感じた」
「四季のないアンゴラでは、植生を教えにくいが、どうしたらよいか」
「四季が生じる理由をもう一度教えてもらいたい」
「国に帰って、多くの先生方に伝えたいが、よい方法はないか」(ミドルリーダーに協力してもらう方法があります)
「パプアニューギニアに来て、理セン職員に指導してもらうことは可能か」(行きたい…)
「帰国後、困難なことがあった時に理センにメールを送って相談してもよいか」(もちろん大歓迎!)
研修の成果を何とか自国で還元したいという思いが伝わる、内容の濃い情報交換会でした。
以下は、閉会式のときに代表者が我々に贈っていただいた言葉です。
「3日間、ワクワクする日だった。自分たちが生徒になったつもりで受けられた。熱心に取り組むことができ、このことはずっと覚えているだろう。1つの実験を様々な角度から容易に見つけることができる道具で実験していただき、多くの物事を国に持ち帰れる。大変有益だった。お礼申し上げる。」
さらにサプライズでプレゼントをいただきました。本当にありがとうございます。早速、執務室に飾らせていただきました!
今後は、授業づくりを行い、日本の生徒を対象に授業を行う予定だということで、今回の研修が少しでもお役に立てばと願っています。
帰りのバスに乗り込む最後まで、感謝の気持ちを伝えてもらい、心から感激しました。私たちもバスが見えなくなるまで手を振り続けました。