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2013/11/07

天文情報

| by 理セン管理者
 さて,春にお伝えしたとおり,3月のパンスターズ彗星に続いて,「アイソン彗星」が11月28日・29日に太陽に一番接近する予定です。現在太陽に向かって順調に進んでおり,すでに太陽をはさんで地球と反対側ぐらいの位置まで来ています。​
 アイソン彗星は,以前は一番輝くときで満月並みの明るさになると言われていましたが,現時点では予想より増光ペースが遅く,もしかしたら予想を大きく下回り金星や火星くらいの明るさになるかもしれないということです。残念ですが,それでもかなり明るい彗星ですね。
 アイソン彗星の軌道は,かなり太陽に接近する軌道ということで,もちろん地球からも近く,とても観察しやすい彗星のように思われますが,「太陽に近づく」ということは,「その星は見えない」という意味ですよね。ですから,明け方の地平線が太陽をかくしてくれているギリギリのラインが観察できるチャンスの時間ということなんです。明け方の日の出30分前くらいが観察に適しているようです。最も地球に接近する11月28~12月2日あたりの期間は観察できません。長い尾が太陽の反対側に伸びている姿をぜひ観察したいものです。「アイソン彗星」というアプリも出ていて,すぐに彗星の位置がわかります。写真は福島の天文台が撮影した8日(金)のアイソン彗星です。
 天文情報ついでにもうひとつ。11月12日(火)は,おうし座流星群の極大期となっており,流星を観察していただきたいところです。月が沈んだ夜半が見頃ということですが,ダラダラ流れ星が見えるのがおうし座流星群の特徴ですから,まぁいつでも少しなら見えるでしょう。実際,10月から流星が多くなっていますし,5日(火)にも1回目の極大期がありました。1日(金)に,北広島西部小学校で天体観測をしたときにも,多くの子どもたちが流星を見つけていましたよ。
 防寒対策をしっかりして観察して下さいね。

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