3 簡易adコンバータの製作 (1) 材料 プリント基板(感光基板,現像液,エッチング液,プリントパターン,アセトン) (2) 道具 ハンダごて,ハンダ,こてスタンド,ニッパー,ラジオペンチ (3) 部品 プリント基板(既に加工してある。) 1 抵抗 茶黒黒 10Ω 2 茶黒橙 10kΩ 3 茶黒黄 100kΩ 1 可変抵抗 w103 10kΩ 1 w204 200kΩ 1 電解コンデンサー 10μf 1 セラミックコンデンサー 0.1μf 2 スイッチングダイオード is1588 6 ic用ソケット(8ピン)平ピン足 2 adコンバータ ltc1098 リニアテクノロジー 1 オペアンプ tlc27l2 テキサスインストルメンツ 1 プリンタ端子(セントロニクス) 1 (4) 製作順序 @ プリントパターンをケント紙に黒インクで描き,原画を作成する。 A 原画をコピー黄で原寸大になるように縮小して複写し,ネガを作成する。黒色が鮮明でな いときは,レジストペンで修正する。 B ポジ感光基板に焼き付ける(15wの蛍光灯で約15分間照射する) C ポジ感光基板を現像液(液温約35℃)に浸し現像する。 D 水洗い後,修正が必要ならレジストペンで修正する。 E エッチング液(塩化第二鉄溶液)(液温約40℃)につけ,不要な銅を溶かし流す。 F アセトンで残っている感光皮膜を取り除く。 G プリント基板にドリルで径0.8oの穴を空ける。基板にフラックスを塗り,錆を防ぐ。 H 部品をハンダ付けする。 注(ア)プリンタコネクタを最初につける。コネクタのピンを穴に差し込むときは無理に押 し込まずに片側からひとつずつ順番に差し込む。 (イ)ダイオード,電解コンデンサー,可変抵抗の向きに注意する。 (ウ)ジャンパー線は,抵抗を付け終わった段階で,切断した線を利用する。 (エ)ic(ltc1098,tlc27l2)は一番最後にソケットに向きを間違えず に差し込む (5) 動作確認(ソフトを起動させて確認する。詳細は5(3)プログラムの動かし方参照) @ 入力チャネルと仮グランドをリード線でつないで可変抵抗10kΩのネジを右に回すと 仮グランドの値(上げ底の値)が増えることを確認する。 A 可変抵抗200kΩを右に回して入力値が増える(増幅されている)ことを確認する。 部品入手先 ・adコンバータ ltc1098 リニアテクノロジー 株式会社 アドバンセル tel 03-3445-5122 ・オペアンプ tlc27l2 テキサスインストルメンツ たくみ商事株式会社 tel 03-3343-9630 次へ進む 前に戻る 理科におけるコンピュータの活用へ