(3)プログラムの動かし方 @ 特徴 delphiで作成し完全実行形式でfd上から実行できる。 dllやocxをsystemにコピーする必要がないので使いやすい。 A 対応機種 necのpc9821シリーズ用とdos/vは違う実行ファイルになっているので注意する。 dos/vはプリンタポートのアドレスが機種で異なるのでパラレルポートのアドレスについて注意が必要 である。 B 使用方法 ◎起動のさせ方 フロッピーにあるソフトを起動させるときは, スタート→ファイル名を指定して実行か ら,参照でexeファイルを探して下さい。これは起動するソフト以外のwindowを開かない ためです。他のwindowが開いているとsystemとこのwindowの間でメッセージのやりとり などをして測定のソフトの実行が遅くなります。 ***.exeをダブルクリックして下さい。 図のような画面が立ち上がります。 ◎測定間隔 ms単位で任意の数字を入れて下さい。 連続測定の時の値を決めます。 50ms以下では不正確になります。 ◎グラフ設定 グラフの幅,高さ yの最大値,最小値,目盛 xの最大値,目盛 を設定できます。 ただし,xはサンプリング数ですので これに測定間隔をかけると 時間になります。 ◎数値の入力方法 カーソルを枠の中に移動させてクリックすると,文字が反転する。またはtabキーを押 していくと順番に枠の中が反転し移動していく。 反転後に数値を代入する。 ◎測定開始 連続測定表示ありのボタンを左クリックすると 測定しながら左上の窓に数値を表示する。 連続測定表示なしのボタンを左クリックすると 測定するが表示はしない。グラフ表示するときは,こちらを使って下さい。 ◎グラフの表示 グラフ設定・表示ボタンを左クリックするたびに新規にグラフが作られる。 あるいは,表示されたグラフ上でダブルクリックすると新規にグラフが作られます。 ◎測定しながらデータをグラフ上にプロット(折れ線グラフ)表示するには 連続測定表示なしのボタンを左クリック, グラフ設定・表示ボタンを左クリック した後,データプロット開始のボタンを押すか,またはグラフ上で右クリックすると データをプロット表示(折れ線グラフ)します。xの最大値を超えると,またグラフの 左からプロットします。 データプロット停止のボタンを押すか,グラフ上で右クリックするとデータプロットが停 止します。 グラフ上で右クリックを押すたび毎にプロットを開始,停止が交互に行われます。開始は 停止したところから再プロットされる。 ◎高速測定しながらグラフ上にデータをプロット(折れ線グラフ)表示するには 音声などを取り込む時には高速測定のボタンを押して下さい。ただし,あらかじめグラフ は表示しておいて下さい。グラフを表示しないで高速測定をするとグラフの設定・表示の メッセージが表示されます。これは高速に取り込むためにデータを先にメモリに取り込ん だ後,グラフにまとめてプロットするためです。 xの最大値で測定サンプリングは止まります。 ただしxの最大値は1000までです。 測定に要した時間は高速測定のボタンの下にms単位で表示されます。この値はコンピュ ータのcpu及び状態に依存します。 次へ進む 前に戻る 理科におけるコンピュータの活用へ