シッフの試薬の作り方 　　　　　　　　　　

準備　温度計、バーナー、三脚、金網、ろ紙、ロート、ロート台、駒込ピペット、
　　ビーカー（中２個）、塩基性フクシン、１mol塩酸、メタ重亜硫酸カリ、活性炭
　
方法
　１　熱湯200mlに塩基性フクシン１ｇを少しずつ溶かす（注意：一度に入れると突沸する）。
　２　50℃に冷却したら、ろ過する。
　３　20mlの１mol塩酸を加える。
　４　25℃に冷却し、メタ重亜硫酸カリまたはピロ亜硫酸カリ（K2S2O5）または無水亜硫酸
　　ソーダ（NaHSO３）を１〜３ｇ加えて（Na２SO３でも可能である）、密栓し冷暗所で２〜
　　３日保存すると薄黄色になる。
　５　２ｇ程度の活性炭を加え１分くらい振ってからろ過する。
　６　密栓して冷暗所に保存する（２年以上はもつ）。

参考
　　シッフ試薬につけて冷蔵庫におくと１週間は保存できるが、実験の度に室温に戻すのを
　繰り返すと３日ぐらいしか保存できない。


観察方法へ戻る

表へ戻る