7月14日(火)は,黒松内町立白井川小学校の3~6年生7名の皆さんと移動理科教室を行いました。
午前中は,全員で静電気の実験やアンモナイトレプリカづくりを行いました。
風船やバンデグラフを使って静電気を発生させ,静電気がもつ力について学習しました。
午後からの新サイエンスショー「飛行機のヒミツ」では,飛行機が飛ぶ仕組みについて学びました。
最初に飛行機についての説明を行いましたが,もしもジャンボジェット機を10cmの大きさに縮小すると,重さが0.85gしかないということに驚いていました。
説明の後,紙飛行機を折って体育館の天井近くから一斉に飛ばすと…
色とりどりの紙飛行機が四方八方にゆっくりと降りてくる姿に「すごーい!!」と感動していました。
終了後のアンケートに「移動理科教室を通じて理科がとても好きになりました。」という感想を書いていただきました。
今回訪問させていただいた伊藤(新)・伊藤(崇)・成田の3名が放つ「理科って楽しい!!」という熱い気持ちが伝わったようで,嬉しく思います。ありがとうございました。
7月15日(水)は,積丹町立美国小学校を会場に,積丹町内の全小学生74名を対象に移動理科教室を行いました。
午後からの「ペットボトルロケットを飛ばそう」では,移動理科史上最高の人数で実施したため,ロケットが次から次へと発射され,大変盛り上がりました。
6年生を中心に,水の量や発射角度についての条件を変えながら実験を繰り返し,私たちが驚くような距離を飛ばす班もありました。
液体窒素のサイエンスショーでは,凍らせたモヤシに「ガラスが割れる音みた~い!!」と感動していました。
全員で凍らせたマシュマロを食べる前に,先生に試食をしていただきました。
鼻から冷気が噴出し,子どもたちは大爆笑。御協力,ありがとうございました。
今回は4校の子どもたちが合同で学習しましたが,学校ごとに分かれることなく協力していて,驚きました。
普段から様々な場面で交流しているのでしょうか?
そんな子どもたちの姿を見ながら,私たちも和やかな気持ちで1日を過ごすことができました。ありがとうございました。
子どもたちからは,「もっと不思議なことを探してみたい。」という感想を多数いただきました。
理科の学習で課題を解決していくためには,最初に「不思議を見付ける力=課題発見能力」が必要になります。これからも黒松内や積丹の豊かな自然に目を向け,「不思議を見付ける力」を高めてほしいと願っています。
学期末のお忙しい中,今回の移動理科教室に協力していただいた先生方に感謝します。ありがとうございました。
次回は9月9日と10日に釧路管内(弟子屈町と釧路町)におじゃまします!!