閉会式で校長先生がたずねられた
「今日は、楽しかったですか?」に、全員の児童の皆さんが
「はーい」とにっこり笑いながら手を挙げてくれたのを見て、胸が熱くなりました。
理科を通した、すばらしい出会いに感謝! です。
1,2年生との「つくってあそぼう」 「光の小箱」づくりでは、さまざまな光にすかしてみたり、光の角度を変えたりしながら、小箱の中をのぞき込んでいました。小箱の中に、さまざまな色の光を見つけ、夢中なようすに感動しました。
3,4年生との「楽しい化学実験」 パッ! と色が変わる不思議な反応から始まり、人工いくらや風船のようにふくらむスライムづくりを通して、「目に見えないくらいのミクロな世界での、ものの形やふるまい」を想像しました。途中、用意してきた薬品の不調によりうまくいかない実験があり、理センクルーは悲しい気持ちになっていたのですが、子どもたちみんなの笑顔に救われていました。最後の「人間電池」、なぜだかとっても苦労したけど、電子オルゴールが鳴ってくれて、本当によかった…
5,6年生との「生き物の世界」 ヒイラギの葉の葉脈標本を作りました。 子どもたちは、葉脈をきれいに伸ばしたり、赤と青の染色液での色づけを工夫したりと、指導していたKが驚き、感激するような「ていねい」な標本づくりでした。
サイエンスショー「みつばちの日・蜜(ひ・みつ)」 科学者(カール・フォン・フリッシュ)がどんな実験をして、ミツバチが仲間に花の場所を伝えていることを明らかにしたのかを、サイエンスショーにしたものです。このショーの重要な出演者ミツバチに、子どもたちは「みっちゃん」という名前をつけてくれました。ショーの後、「知らなかった」「おもしろかった」「楽しい話の展開だった」と子どもたちだけでなく、先生方から感想をいただき、感激でした。
サイエンスショー「冷たくすると 〜液体窒素による−196℃の世界」 液体窒素…テレビなどでよく見聞きするけれど、お湯が沸騰するような様子をデュワー瓶のガラス越しに見たり、液体窒素で冷やしたものを革軍手で握りつぶしたりするような体験をした人は少ないのかもしれません。今回は、時間をたっぷりととって,実験をすることができました。
子どもたちの真剣なまなざしに、「ふしぎを見つける眼」が育っていることを感じ、幸せな気持ちになりました。子どもたちの光り輝く未来のために、明日も、サイエンスカーは十勝を走ります。 (M)