3月~4月に「パンスターズ彗星」が太陽に接近し,日没直後に肉眼でも観察できたようですね。「ようですね」というのは,見ていないということなんですが・・・。(^_^;) 天候も不順で,そもそも低空であったため,見ようとしても見えなかったということなんですが。そんな状況で,あまり世間を騒がせることもなく,今は遠く去りつつあります。
さて,今からお話ししておこうと思うのは,11月末の「
アイソン彗星」です。こちらは現在太陽に向かって初めての接近中ということで,どのような状態になるのかは誰もわからないのですが,大きく明るく輝き,尾も長くなる可能性があり,もしかしたら“史上最大の彗星”になるのではないかと言っている人もいるくらいです。
おおいに期待してしまう話なのですが,実は落とし穴が。アイソン彗星はこれまで太陽に接近したことがないので,太陽接近時に破壊されてしまう可能性もあるとのこと。有名な彗星である「ハレー彗星」は,何度も太陽に接近しているうちに,ヨレヨレになってしまいました。アイソン彗星はなんとか史上最大の彗星であってほしいと願っています。また時期が近づいたら詳細な情報提供などをしたいと思います。お楽しみに。(写真はアイソン彗星)