十勝沖地震の経験を生かした防災授業の実践

−校区内の防災マップ作成を通して−

 

成田一之慎

2003年十勝沖地震で広尾町は大きな被害を受けた。私が過去に経験したことがない揺れの大きさに命の危険を感じ,改めて災害被害は人事ではなく,誰もが日常的に負っているリスクであることを認識した。ここでは,自然災害から身を守るためには,自然がもたらす「恵み」だけではなく,「災い」についても知る必要があると考え,防災マップ作りを中心とした授業プラン「十勝沖地震の経験を生かした防災授業」について検討した。

[キーワード]小学校 防災教育 総合的な学習の時間 地震 津波 自然理解

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