食用色素102号(食紅)による核と細胞質染色

−スーパーで購入できる安価で安全性の高い試薬としての有効性について−

 

中島  憲

夏期と冬期長期休業中の課題研修を受講した。その際,植物組織標本の作製(二重染色法)を目指して実験を行った経緯の中で,染色剤として各種食用色素を用いて二重染色が可能かどうかを検討した。結果として非常に安価で良好な染色液を発見し,細胞の染色像を得られたので報告する。

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