地域の低山の教材化

−札幌市三角山を例とした地学的アプローチ−

 

岡本  研

野外活動を通して地形,地質,岩石,土壌等に残された情報を読み取り,身の回りの土地をつくっている物質の特徴や大地のでき方を,時間的・空間的な関連を図りながら総合的に調べることは,自ら課題を発見し,自ら考える力を育成する上で効果的である。ここでは,地域の標高の低い山を対象として地学的な視点から見た野外観察の方法,採取した試料の観察実験の方法,自然環境の調査方法や環境保全の在り方について,札幌市西区にある三角山を例として考えてみる。

[キーワード]地学 地域地質 教材化 野外観察 三角山

本文 PDFファイル(1805KB)