地域地質の教材化と授業実践

−黒松内地域をフィールドとして−

 

横山  光

生徒に地質の面白さを伝え,地質をより身近に感じさせるためには,地域の自然を見つめ,地域の地質素材から地球全体のことを考えさせることが重要であると考える。裏山の崖や足もとの岩石から地球の歴史や大地の活動を考え推測する楽しさを生徒に伝えるためには,地域の地質素材を精選して,日常生活との関連を図って教材化することが必要である。ここでは,中学校理科第2分野「大地の変化」の授業実践に用いる副読本の作成を通して,地域の地質素材の教材化を行なった。

 [キーワード]中学校理科 大地の変化 地域の地質素材 副読本 北海道黒松内町

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