高吸水性ポリマーを利用した電気分解
−植物色素ゲルを電解質として用いて−
越坂 直広
 高吸水性ポリマーという新素材に,ブリーベリーや紫キャベツから抽出したアントシアン,カレー粉(ターメリック)から抽出したクルクミンという身の回りにある植物色素を吸収して得られるゲルを電解質として用いて電気分解することにより,生徒が「酸化還元反応の例としての電気分解」や「イオン」について興味・関心をもって学び,化学的に考察する能力と態度を身に付けることができる方法について検討した。
[キーワード] 高等学校理科 電気分解とイオン 新素材 高吸水性ポリマー 身近な指示薬
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