身の回りで起きている化学変化の教材化の検討
「化学変化とイオン」における実験・観察について−
小西 昭徳
 電池については、中学校学習指導要領では電解質水溶液に2種類の金属片をひたすと電流が流れることを実験から見いださせることがねらいであり、現象的な扱いにとどめている。しかし、一方では、電解質水溶液や金属片はできるだけ身近なものを用いて、物質に興味・関心を持たせることになっている。そこで、乾電池にも炭素棒が使われていることの考え、金属片にとらわれない炭素なども用い、教材化という視点から種々の電池について検討した

[キーワード] 中学校 電池 アルミニウム 備長炭 食塩水

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