身近な素材を用いた環境調べの教材化
−地域や生活とのかかわりから環境を見る目を養うために
道林 真一
 身近な野菜であるムラサキキャベツの色素はpHによって赤〜紫の呈色を示すとともに、酸性領域でアルミニウムイオンと錯体を形成した青色を呈する。この性質を領することにより、水溶液のpHを調べたり、土から溶脱してきたアルミニウムイオンの量を求めることができ、環境教育の教材に活用できることがわかった。
[キーワード] ムラサキキャベツ 酸性雨 環境教育 アルミニウムの溶脱

本文 PDFファイル(381KB)