モデルロケット及び各種ロケットの教材化
−運動の応用及び宇宙科学教育推進の視点から−
中里 勝平
  科学技術の成果が社会に及ぼす影響は、時代とともに一層増大している。平成4年9月に、搭乗科学技術者である毛利衛氏の宇宙船での活躍を目にした児童、生徒にとっては、宇宙がますます身近なものになってきている。宇宙科学に関することを小・中・高等学校の理科において多少なりとも学習させることは、児童、生徒の将来にとって非常に意義のあることである。
  ここでは、ロケットの飛ぶ原理、各種ロケットを用いての多様な実験やそれらの応用・発展的な課題の解決などを通して宇宙科学に興味・関心を持たせ主体的に学習させるためにはどうすればよいか、その展開にの一例を紹介する。

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