「熱と温度」に関する教材の検討
矢野 光宇
  今回の学習指導要領のはじめの(2)「身の回りの物理現象」の中に「熱と温度」が設定された。「熱」の学習では、熱の移動の結果起こる温度の変化が手がかりである。身の回りの温度変化は、常日頃経験するように、上昇する場合と下降する場合がある。そこで、まず、家庭用のホットプレートを熱源として用い、加熱による水の温度上昇の様子を調べた。次に、雪を冷熱源として用い、冷却による水の温度下降の様子を調べた。さらに、液体食品を加熱したり冷却した場合の温度の変化を水と比べてみた。これらの検討した結果について報告する。

[キーワード] 中学校 理科 「身の回りの物理現象」 熱と温度 ホットプレート 雪
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