「小学校理科における人の体のつくりと働き」を
調べる教材の検討
小川 勉
  学習指導要領第の理科A区分「生物とその環境」では、人体及び動植物の成長に伴う諸現象を観察、実験を通して追求し、生物としての特性や環境とのかかわりに気付かせることに重点を置いて構成するよう述べられている。
  直接経験の重視は、「〜の観察を行い」や「〜の実験を行い」という表現で読みとることができるが、「人体」というのは、最も身近にありながら、観察・実験の対象として扱いにくい教材である
  そこで、それをどう扱い、学習で展開していくかという観点から研修テーマを設定し、児童にとって身近な教材を作製することと、気体検知管を用いた呼吸と光合成についての観察、実験例を、人と環境とのかかわりの中で検討したものである。ここでは、その成果の一部について紹介する。

[キーワード] 小学校 理科 A区分 人の体 呼吸 光合成 気体検知管
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