地域気象モデル実験
 準 備
 地形モデル(横:縦=1:5)
 ビーカー、スリット付きの箱
 ドライアイス(1kg)
 お湯
 タオル
 気象衛星画像
 方 法
スリット付きの箱と地形モデルを配置して、箱の中に細かく砕いたドライアイスを入れたビーカーを置く。
ビーカーにお湯を注いで霧を発生させる。
雪雲に見立てた霧が流れる方向などを観察し、北海道における雪雲の特徴を調べる。

冬の北海道
雪雲の発達 日本海側石狩、空知・北西の風 日本海側石狩、空知・西の風
日本海側 道南・西の風 オホーツク海側 北の風
夏の北海道
道東・太平洋岸の霧
【参考】 地形モデルの作り方
大きめの板の上に、20万分の1の地形図から200m毎の等高線をもとに切り抜いた発泡スチロールを重ね、大まかな地形モデルを作る。高さのスケールは実際の5倍程度がよい。
段差の部分や細かな地形のところは紙粘土を使い、精密な地形モデルにする。
耐水性の塗料を地形モデルと板の表面に塗り、完成させる。
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