歯科用印象材を使った火山形成モデル実験
1. 発泡スチロール板の中央部にドリルまたはカッターで直径約 3cmの穴をあける。 |
図1 |
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2. スチロール板にラップフィルムを載せ、セロハンテープで固定 する。 |
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3. スチロール板の穴に合わせて、ラップフィルムに穴をあける。 | ||||||||||
4. フィルムケースの底を切り,筒状にする。 | ||||||||||
5. ビーカーに水100ml入れて,絵の具を入れ濃い目の色水を つくる。 |
図2 1回目の噴火で 溶岩が噴出 |
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6. 1枚のビニル袋に次のものを入れてすばやく混ぜて溶岩に 見立てる。 歯科用アルギン酸塩印象材(25g)に方法5で作った色水 |
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7. 方法4で作った筒の穴から方法5で作った溶岩の入ったビニル 袋の上の部分を出す。 |
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8. 筒と上の部分が出たビニル袋を,三脚にのせたスチロール板 の穴の下から1mm程度出す(図1)。 |
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9. ビニル袋をゆっくりと絞り,1回目の噴火を起こし,溶岩台地を 作る(図2)。 |
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10. 2分たったらビニールと筒をスチロール板から引き抜く。 | ||||||||||
11. 方法5で色水の色を変えて溶岩をつくる。 | ||||||||||
12. 方法6〜9を行い,2回目の噴火を起こす(図3)。 | ||||||||||
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13. 2分たったらビニールと筒をスチロール板から引き抜く。 | ||||||||||
14. 方法5で水の量を75mlにし溶岩をつくる。 やや硬い溶岩になる。 |
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15. 方法6〜9を行い,3回目の噴火を起こす(図5) | ||||||||||
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16. 繰り返し噴火を起こし,火山を成長させる。 *溶岩の通り道がふさがらないように,噴火口は時々,コルクボーラーで穴をあける |
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17. 最後の噴火が終わり5分で全体が固まる | ||||||||||
18. 火山の断面をカッターで切って観察する(図9)。 | ||||||||||
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流紋岩質溶岩(硬い溶岩) | 玄武岩質溶岩(流れやすい溶岩) |
印象材 25g 水 75ml 混合して3分程度で噴火させる |
印象材 25g 水 100g 混合して早めに噴火させる |
成層火山を作る場合,溶岩の性質をはじめは流れやすく,後半はやや硬めの 溶岩にしていくと,より形が富士山型に近づいていく。 |
理科教育センター地学研究室研究員 境 智洋 考案 2003.4 |