土色のクレヨンをつくろう

 準備するもの

無塩マーガリン、石けん(純石けん)、ろうそく(大口3号)、土(細かい粘土質のもの)、直径1cmの筒(学校にあるコルクボーラーや15cmに切った塩ビ管)、ティースプーン。茶こし,おろしがね(だいこんおろしをつくるもの、お湯をわかす鍋、ゴム栓(ゴムマット)


 作り方                 

1,乾燥した粘土を茶こしでふるってあつめる。            

2,石けんをおろしかねでおろして、細かくする。

3,2の石けん(5g、ティースプーンで3杯)と無塩マーガリン(10g)を紙コップに入れて、鍋でわかしたお湯の中でとかす(湯せんと いいます)(図1)。

4,あるていどとけたら、ろうそく1本を入れてとかす。

5,とけた液にかわいた粘土(ティースプーン1杯)を入れてよくかき混ぜる。

6,片側をゴム栓(ゴムマット)をあてがった筒によくかき混ぜた液を流し込む(図2)。

図1
図2
 

7,えんぴつなどを流し込んだ側からさしこんで、ゴム栓の方へ、ぎゅっと押し込んで、中のものを押し固める。

8,十分に冷やしたあと、筒にえんぴつを差し込んでクレヨンを押し出す(図3)。

 
図3
 

できあがったクレヨン
 このクレヨンは、北海道別海町中春別の粘土化した火山灰でつくりました。名前は「ましゅうのクレヨン(茶色)」です。どうして?・・・それは、この火山灰が摩周湖のもとができる火山が噴火したときのものだからです。  


 ちょっとひと工夫

 
 
   火山灰といっしょに、食紅を加えてごらん。真っ赤なクレヨンができるよ。 他にもクレヨンが他にも色のもとはないかな。さがしてみよう。

 
 
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