季節による太陽の動きを調べよう


 準備するもの

   とう明半球(とう明な台所用ボール)、画用紙、方位磁針、糸、針、セロハンテープ、油性ペン(黒・赤)、
   じょうぎ、時計、とう明半球を置く台


 調べ方

1. 日当たりの良い場所で水平になるように台を置き、とう明半球(とう明な台所用ボール)と同じ大きさの
  円を書き、東西南北を書き入れた画用紙を方位磁針使って方位を正しく合わせる。(台や画用紙の位置
  は決して変えないこと)

    (東西の線と南北の線がまじわるところを原点とします。)

 

2. とう明半球(とう明な台所用ボール)の天ちょう(半球の天ぺん)から糸を通した針をたらし、画用紙の
 方位の原点をさすようにとう明半球を置く。
 
   (とう明半球の天ちょうの小あなは針を加熱してあけるとよい。糸はセロハンテープでとめる。)
 

3. 画用紙の南北の線と合うように、半球上の南がわに赤ペンで線を引く。

   (半球の上から見た時、画用紙上の南北の線と半球上に引いた赤線が合うようにします。)
 

4. 黒ペン先の影が原点にくるようにして、太陽の位置を半球上に点印で表し、観察時刻も書き込む。
 

  (観察は1時間おきか、2時間おきがよいでしょう。)
 

5. 点印をなめらかな線で結び、太陽の通り道を書く。さらに、通り道を半球のふちまでのばしてみる。
 


半球上での太陽の通り道
 

6. 太陽の通り道と半球上に書いた赤線のまじわった所が、真南にきた時の太陽の高さなので、点印で表し、日付を書き込む。

7.4〜6の方法で、各季節(春分・夏至・秋分・冬至の日)の太陽の動きを調べる。

 季節による太陽の動きを調べたら次のことを考えてみよう

1.太陽の通り道は、季節によってどのようにちがうか。
2.太陽の通り道がもっとも高い季節、もっとも低い季節はいつか。
3.太陽の通り道は、太陽の高さとどのような関係があるか。
4.太陽が動く速さは、季節によってどのようにちがうか。
5.太陽の通り道の線と、半球のふちとがまじわる点は、それぞれ何を表しているか。

 

 



 
 
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