スペクトロスコープ2000(簡易分光器)を使って
1 スペクトロスコープ2000の作り方
用意するもの:設計図(B4以上の厚紙に下図をコピーまたは印刷したもの)
1×2cmの回折格子(グレーチングシート)、スポンジ(長さ30mm厚さ3mmくらいのもの4本)
カッターナイフ・接着剤・セロテープ、ホース(実験台蛇口用)またはゴム製ガス管
スペクトロスコープ2000の
設計図をダウンロードする場
合は、下の文字をクリック
してください。
設計図は
花子ファイル(jhd)で30kbです。
@ 設計図の実線部分をカッターナイフで切り取る。
A 設計図の斜線部分を切りぬく。
B きれいに折れるようにするため、設計図の点線部分の表面にカッターナイフでかるく切れ目を入れ、折り曲げる。
(図中aのみ谷折りなので裏から切れ目を入れる。)
C 回折格子を、図中bの部分の裏からセロテープで貼りつける。この時セロテープがbの穴にかからないよう、回折
格子の周辺だけに貼るようにする。また回折格子をまっすぐ貼らないとスペクトルが斜めに見えるので注意する。
D 光が漏れるのを防ぐために、図中cの部分4ヶ所の裏に接着剤でスポンジを貼りつける。
E 全体を組み立て、セロテープを使って固定する。
(のりしろは光の漏れを防ぐため。のりで貼りつけると壊れやすい。)
F 図中dの部分は図中eの部分の上からかぶせ、のりしろの部分をセロテープを使って固定する。この時、dとeの
間に約1mmほどすきまができるようにし、そのすきまに図中fをさしこむ。
G 図中gに、約5mmほどの長さに切ったホースを接着剤ではりつける。
この時接着剤が回折格子につかないよう十分注意する。回折格子に接
着剤がつくと回折格子が曇って見えなくなる。
次へ→
表に戻る