スメクタイト(不思議な粘土)を作ろう!

 身の回りで活用されている粘土といえば、すぐに思い浮かぶのは茶碗などの陶器ですが、それ以外にには粘土が活用されている例はあまり知られていません。

 しかし、粘土は料理の隠し味のように実にいろいろなところで使われています。例えば、化粧品のファンデーションやパック剤、鉛筆の芯や絵の具、ペット用トイレの粉末、入浴剤、トリートメント、ローションなどに活用されています。

 ここでは、スメクタイトという粘土鉱物の不思議な働きにスポットを当てました。

 

【準 備】

  蓋つきの透明な容器、食紅(赤・黄・緑・青)、調理用のはかり、計量カップ、スメクタイト

  ※スメクタイト〜50g,1,000円程度で販売されている。

   

 

【作り方】 3%の濃度の溶液をつくる

@ スメクタイトを0.9gはかり、透明な容器の中に入れる。

 

                 

 

A 水に食紅を適当な濃さにとかし、計量カップで29.1gはかりとり、透明な容器の中に入れる。(容器の大きさによって量を変える)                                                                                  

 

B 急ぐ場合は、木串を用いてよくかき混てとかした後に、よく振る。急がなくてよい場合は、1時間ほどそのままに放置しておいた後、よく振る。

                                                                                                                                                           

  D しばらく静置した後に固まっていれば完成。  

【遊び方】

  @ 容器を横にして左右にゆっくりと振ってみると、柔らかいくず湯のような動きを観察することができる。(ゾル状態)