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すくもからの藍染め
すくもについて

 すくもは、植物の藍葉を発酵させて堆肥状にさせたもの。
 (徳島県などが主な生産地で染料店などで市販されている。)
すくも

 
準備  すくも、ビーカー、水酸化ナトリウム、ハイドロサルファイトナトリウム、3%酢酸、木綿布
    乳鉢、乳棒
 方法
  1 すくも約25gを乳鉢ですりつぶし粉状にする。
  2 方法1のすくもの粉をビーカーに入れ、湯(40〜50℃程度)を約200ml加える。
  3 水酸化ナトリウム0.8g(2〜3粒)、ハイドロサルファイトナトリウム約2gを加える。
  4 液面に藍色の膜が浮くような変化が現れたら、1〜2分木綿布を浸し、取り出して
   空気にさらす。       
  5 方法4をもう一度くり返し、水洗いをする。(浸ける時間によって色合いが変わる。)  
  6 3%酢酸に木綿布を浸け、水洗いをする。
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質問です
 藍色に染まった布から藍色を抜くにはどうしたらよいでしょうか。
(ただし、使う薬品は上の準備で用意したものだけとします。)
 藍染めは、藍(タデ科)の葉を発酵させてつくったすくもに含まれる色素インジゴ(不溶性)をアルカリ性で還元し、水溶性のロイコ体に変化させて布などにしみ込ませ、空気中で酸化して再び色素インジゴにもどし藍色に染色する。