圧気発火器をつくろう

準備するもの

     透明なアクリル管試験管(外径15mm,内径11mm,長さ35cm),
     ラミン丸棒(直径10mm,長さ45cmと5cm),ゴム栓(上径12mm,下径8mm,長さ20mm;2個),
     ゴム栓(16号程度;1個),ワセリン,脱脂綿,カッター,コルクボーラー

作り方

  A 発火器の製作

   1 ゴム栓をアクリル管に入れ,はみ出した部分をカッターで切り落とす。
     このゴム栓を2個用意する。


   2 コルクボーラーでゴム栓に10mm程度の穴をあけ,上から1cm程度の所を
     カッターで切る。


   3 方法2で切断したゴム栓の上部に長さ5cmのラミン丸棒を
     差し込む(ゴム栓A)。


   4 方法2のゴム栓の下部に長さ45cmのラミン丸棒を差し込み,
     10cmほど突き出す(ゴム栓B)。 


  B 発火実験

   1 ゴム栓にワセリンを塗り,アクリル管内をゴム栓が
     よく滑るように,十分なじませ,ゴム栓をアクリル管
     の下から25cm程度の所にとめる。


   2 アクリル管にわずかな量の脱脂綿を入れ,ゴム栓で
     ふさぐ。


   3 ゴム栓Aを机の上に置き,ラミン丸棒が内に入るようにアクリル管を
     立てる。このとき,ラミン丸棒のすぐ上にゴム栓が載るようにする
     (図13)。


   4 アクリル管の上からラミン丸棒を勢いよく入れ,ゴム栓を
     押し下げる。
   留意事項

     1 アクリル管が破損する場合を考えて,ペットボトルの上部を覆いとして用いるとよい。

     2 ラミン丸棒が折れることがあるので、力の加え方に注意する。

 考えてみよう

     空気を圧縮するとなぜ温度が上がるのだろうか。  

         


 
 
つくってみたら、感想をおしえてね!
 ricen-syoto@hokkaido-c.ed.jp