■センター長あいさつ
 
附属理科教育センターとしての新たなスタートにあたって

 

 
 北海道立理科教育センターは、昭和38年に設置されて以来、理科教育にかかわる研修事業をはじめ、調査研究・情報発信事業、児童生徒を対象とした振興事業、大学・研究機関・JICA等の他機関との連携事業等を推進してまいりました。全国唯一の独立した理科教育センターとして46年の歴史を刻んできたところですが、より多様な研修ニーズに対応するために、教員の研修・研究体制を改変・整備し、本年度より北海道立教育研究所(道研)と統合し、附属理科教育センターとして新たなスタートを切ることとなりました。

 
   「北海道の恵まれた自然環境を生かした科学技術・理科教育の推進」をめざし、道研内に施設も設備もリニューアルして、以下の4つの事業に取り組んでまいります。
  ○ 公立の小学校教員及び中学校、高等学校、特別支援学校の理科担当教員を対象に、観察、実験を中心とした実践的な研修講座を実施します。
○ 道内の理科教育の実態を把握するための調査研究や、本道の自然環境を生かした教材の開発などを行い、研究会やWebページ等を通じて情報を発信します。
○ 「移動理科教室」や「親と子の理科教室」、「中学生の科学実験教室」を開催し、子どもたちに、普段触れることができない科学体験の機会を提供します。
○ 理科や数学が好きな子どもの裾野を広げ、次代の科学技術をリードする人材を養成するために国や道が推進する事業に、積極的に取り組みます。

   
   また、道研との統合を機に、それぞれの専門性やノウハウを生かして複数の教科を結びつけた、より厚みのある研修講座も新たに展開いたします。理科と家庭科が融合して、「環境」、「ものづくり」等の今日的な課題に迫る講座はその現れの一つです。
   
   さらには、小学校における理科の観察や実験などの体験的な学習活動の充実を図るために実施しております「理科支援員等配置事業」につきましても、引き続き附属理科教育センター内に事務局を置き、取組の拡充を図ることとしております。
   附属理科教育センターといたしましては、今まで以上に皆様方のお役に立つことができるよう、誠心誠意努力してまいります。多くの方々のご利用をお待ち申し上げます。
   
  平成21年4月
   
 
北海道立教育研究所附属理科教育センター長
   
 
進 藤 芳 彦